複合キーワードと単独キーワードのどちらからのアクセスが効果的か?
公開日: 2022/10/21
ホームページにアクセスを集めるためには、キーワードを無視する訳にはいきません。
検索キーワードを分析していくと、検索者の目的が分かります。
ネット集客において、この検索者の目的を知ることは非常に重要なことです。
なお、キーワードは大きく分けて2つに分類されます。
・単独キーワード → 一つのキーワードで検索
・複合キーワード → いくつかのキーワードを組み合わせて検索
両方を比較すると、複合キーワードの方が検索目的がより具体的に分かります。
検索窓に打ち込む言葉がキーワード
まずはキーワードの簡単な説明から。
私は普段から使い慣れていますので、キーワードという言葉を当たり前のように使っていますが、皆さんはキーワードの正確な意味を理解できていますか?
例えば、インターネットで検索するときに
『伊豆 温泉』や『天気 大阪』
のように入力しますよね。
この、検索窓に入力する単語が『キーワード』になります。
尚、先ほども書きましたが、 一つだけのキーワードで検索することを単独キーワードと言い、複数のキーワードで検索することを複合キーワードと言います。
複合キーワードと単独キーワードのどちらからのアクセスが効果的か?
単独キーワードは的が絞れない
キーワードとして話をすると実感を持てない人もいるでしょうから、友達との会話に例えて説明させて頂きます。
例えば、友達が『ブログ』と一言だけ言ったとしましょう。
その友達は何を目的に言ったと想像できますか?
・これからブログを始めたいのか?
・誰かのブログを読みたいのか?
・ブログが何か知らないので教えてほしいのか?
いろんなパターンが予測できますよね。
きっとブログを始めたいんだと判断して、ブログの始め方を説明すると、その友達が言いました。
「ブログって何かを知りたかっただけなのに、始め方を聞いても仕方がないよ」
ってなりますよね。
要するに、あなたと友達との間にミスマッチが起こっている訳です。
これと同じで、 単独キーワードからの検索を狙うと、何を意図して検索されているのか的が絞れないことになり、ミスマッチが発生してしまう可能性が高くなるのです。
複合キーワードは検索意図が明確
では次に、その友達が
『港区 美容院 縮毛矯正』
と言ったとしましょう。
何が想像できますか?
”縮毛に悩んでいて港区で美容院を探している”と予測できますよね。
「縮毛矯正なら品川駅前の○○美容室が有名だよ」
と教えてあげれば
「ありがとう。一度行ってみる」
ってなりませんか。
こんな風に、いくつかの単語を並べられると相手の意思が明確になります。
検索も同じで、キーワードというのは検索者が複数打ち込めば打ち込むほど、何を求めているかが明確になります。
ですので、複合キーワードで対策した方が検索意図が明確になる分、効果的にお客様を集める事ができるのです。
小規模ビジネスは複合キーワードで集客する
複合キーワードが効果的
ここまで説明してきた通り、小規模の事業の場合は単独キーワードを狙うべきではありません。
あまりにも意味の広い単独キーワードで上位表示されるためには、相当な労力をかけない限り実現するのは不可能です。
仮に、単独キーワードで上位表示されたとしても、目的に合わない(お客様にならない)無駄なアクセスが増えるだけで、その労力に見合った対価は望めません。
それよりも、検索数は少なくても目的がはっきりとした複合キーワードのお客様を狙う方が賢明です。
地域名は必須
あと、忘れてはならないのが『地域名+キーワード』で狙うということです。
沖縄に開いているお店に、北海道在住のお客様を集めようとするのは現実的ではありませんもんね。
全国規模のビジネスでない限り、キーワードにはしっかり地元名を意識して展開することをお忘れなく。