【脳出血で緊急入院】父を亡くしたばかりの妻には心配をかけました

脳卒中
公開日: 2023/05/02

▲注)イメージ写真のためこんなに立派な部屋ではありません。

救急車を要請

2023年4月下旬、生まれて初めての入院を体験しました。

その日の朝、PCを使っていると右手に違和感を感じました。
それでも気にせずに作業を続けていたのですが、やっぱりおかしいと思い立ち上がろうとすると右側にガクッときました。

幸いにも転倒は逃れましたが机の上はグチャグチャに、立ち上がるのがやっとの事で玄関先まで何とか辿り着いたのを覚えています。

そこからポケットに入っていた入っていた携帯で救急車を呼ぶ事にしましたが、11を押した後0か9かどっちを押したらいいかで迷いました。
時間にして数秒と思うのですが、この時はもの凄く長い時間に感じました。

そうこうしているうちに無事救急車が来てくれました。
119番の電話の人、救急車の人、どちらも同じ事を何度も聞かれました。

救急車の中で妻のパート先に連絡してもらい、家族を巻き込んでしまう事に無念を感じました。

初入院

家で救急車を待っている間「まだ来てくれない、いつになったら来るのか」と不安はどんどん大きくなったのに、救急車に乗った途端に心強い見方が出来たようで安心しました。

途中何度も赤信号を通過したのが、車外のスピーカーから確認できました。
自分のせいで多くの人に迷惑をかけてしまい、申し訳ない気持ちで一杯でした。

病院に着いて救急車から降ろされる時にも看護師さんから同じ事を何度も聞かれました。
すぐにCT検査が行われ、軽い脳出血があった事で即入院が決まり約1週間の入院となりました。

後から知った事ですが、思っていたところと違う病院に運ばれたようで、かなりトンチンカンな回答をしていたらしく、かなりヤバい状態だと判断れたんだと思います。

検査が終わって病室に運ばれる頃には、妻が入院に必要な道具を持って病院に来ていました。

妻は1週間前に父を亡くしたばかり

言葉こそ、ろれつが回らなかったが、命には別状がない事と頭ははっきりしている事、それに見た目以上に元気な事を伝えると少し安堵したようだった。

実は、1週間前に義理の父(妻の実父)が急死したばかりだったので、また身内を失うのではないかと必要以上の不安に襲われたに違いありません。
実際に、後から本人にもそう聞きました。

それに、会社員とは違いフリーランスの私にも生活の不安があったので、妻の心配を思うと本当に迷惑をかけてしまったと思いました。

まずは元気になる事、そして元の生活に戻る事。
当たり前の生活、それが今の一番の目標です。

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